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天一国2年天歴8月3日
今日の訓読み言葉

     空いた籠は大きいのです。あなたたちの良心は大きいのです。女の心は男に負けないくらい大きいのです。心は大きいのですが、その大きな空き箱に何を入れますか?(愛です)・・・
(女は)神様が最後につくった傑作品です。万物の霊長として、神の愛の相対としてつくられているのです。(『訪韓修練会御言葉』p.24-25)

女性の皆さんにとって、これ以上の朗報はないのではないでしょうか。
実際、このみ言葉に続いて、文先生は、「自分も空き箱に生まれたら良かったのにと、いまだに何回も考える。女と男とを取り替えられるなら、すぐにも変わりたい」とまで言っておられます。男性から見て、女性の持つ性稟と特権は実に羨ましい限りなのです。

女性とはまさに、神様がこの上ない精誠を込めて最後に造った最高の傑作品なのです

女性の特権とは何でしょうか?「巨大な空き箱(良心の袋)を持って、神様までも包みこむことができる」
ということです。

それで、女性の性稟の本質を一言で言えば、「神様の愛を無限、無条件に受容する」ということではないかと、私は思います。

それなら、そのような女性たる妻は夫をどのように愛したらいいのでしょうか

①夫の愛を無限、無条件に受容する
②自ら主体的に愛するというより、夫の愛を受けて最高に美しい姿を見せる

夫を太陽に喩えるなら、妻は太陽の光を受けて輝く月です。太陽の姿は千年万年変わりませんが、月は毎日変わります。太陽からの角度により、ある時はほっそりと上品な三日月であり、ある時は豊満な満月となります。この、千変万化する美こそ、女性の特権ではないでしょうか。

月が自ら光を発して太陽を変えることはできません。
女性にも男性を変える主体的な愛がないというのではありませんし、男性よりも能力が劣ると言うわけでもありません。
ただ、そのような愛を主張したり、男性と伍して徒に張り合うよりも、月の美しさをもって太陽を魅了し、太陽からより多くの愛を受けるのが、月にとって、多くの場合、より賢明な方法ではないかと思うのです。

妻が昇華した数カ月後だったか、彼女の夢を見たことがあります。その時、頭上から垂れ幕のようなものが降りてきて、それに、「天地合徳」と書いてあったのを鮮明に記憶しています。

天は男性を象徴し、地は女性を象徴します。その男女(天地)が合わさって「徳」となる。この場合の「徳」は「天地の真理」とでもいうような意味だと解釈しました。

投稿日:1970年1月1日

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